大豆の優れた機能性 |
大豆タンパク質 |
(1)血中コレステロール低下作用 血中コレステロール値が高い状態が長く続くと、血管の内側に余分なコレステロールが付着し、血管を狭くしていきます。これを動脈硬化症といいます。大豆タンパク質は血中コレステロールを低下させる作用が明らかになっています。 尚、米国食品医薬品局(FDA)では、大豆タンパク質のもつコレステロール低下作用に着目し、大豆タンパク質を1日当たり25g含む食品について「心臓病のリスクを低減する食品」という趣旨の表示をすることを認めました。 |
(農林水産省ホームページより) |
(2)血圧上昇抑制 大豆タンパク質が分解されてできるペプチドはアンジオテンシン変換酵素(ACE)を強く阻害することが報告されています。ACE阻害剤は血圧下降剤として用いられているため、大豆タンパク質にも血圧上昇の抑制効果があると考えられます。 |
(農林水産省ホームページより) |
(3)肥満防止 タンパク質を摂取すると、交感神経が刺激され活発化して、褐色細胞組織での熱産性が高まりますが、大豆タンパク質を摂取すると、この余分なエネルギーを消費する作用がほかのタンパク質に比べ大きいことが報告されています。 |
(農林水産省ホームページより) |
大豆イソフラボンの力 |
大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をしています。大豆イソフラボンは足りなければ補い、多すぎる時には減少させようと働くため、乳がんなどのホルモン依存型のがん予防にも効果が期待されています。また、骨を丈夫にするのに役立っていた女性ホルモンのエストロゲンが不足することによって骨にカルシウムが届けられにくくなり、骨粗鬆症になりやすくなります。イソフラボンの代替ホルモンとしての働きは、骨粗鬆症予防に役立ちます。 |
(豆乳協会ホームページより) |
レシチンの力 |
レシチンは体内の細胞が不具合を起こさないように細胞膜をきれいにして、次々に新しい細胞が生まれるための働きをしています。コレステロールを乳化して肝臓へ運び排泄させるため、動脈硬化を予防する効果があり、血管を強くして高血圧を防いだり、神経伝達物を生成することにより、脳を活性化して認知症の予防にも効果が期待されています。 |
(豆乳協会ホームページより) |
サポニンの力 |
サポニンは石鹸の泡が油脂を溶かして水に洗い流すように、血液中のコレステロールや中性脂肪などの血液中の余分な脂質を洗い流してくれ、肥満予防に良いといわれています。 サポニンのもう一つの大きな働きは抗酸化作用です。体内の細胞膜を構成する脂質は加齢や活性酸素によって過酸化脂質(サビ)に変化します。サポニンにはこの動脈硬化と身体の酸化(=老化)を予防するといわれています。 |
(豆乳協会ホームページより) |