C.いわし状況 |  |
いわしはニシン科に属し、真いわし・ウルメいわし・カタクチいわし・ハダカいわし等の種類があります。 中でも真いわしは、脂がのっており料理用途も多く大衆魚の代表として食されてきました。 しかし、乱獲・温暖化・鯨の繁殖などにより近年は激減。 |
そこで、北米・ヨーロッパなどからも輸入品が販売されていますが、脂の質・脂のり・肉質・骨の硬さなどの違いがあり、古くから日本人のDNAに組み込まれている味覚はやはり国産を美味しいと感じられ、似て非なるものと考えております。 |
国産 真いわし(学名)Sadinops melanostictus 身の中に霜降り状態で脂が刺さっており、どんな調理にも適しており、日本人の食の基本的味。 |
北米産 いわし(学名)Sadinops caerulea カリフォルニア産 80g中心の小中魚 皮下直ぐに脂が集注しており、熱を通すと魚体に脂が残りにくく調理後はパサツキぎみになる。 脂は、国産より軽い感じ。 |
オレゴン産 150gUPの大型 皮下直ぐに脂が集中しており熱を通すと脂が流れ出て体内に残りずらいが、カリフォルニア産よりは魚体が大きい為、調理後はまずまず。 |
ヨーロッパ産 いわし(学名)Sardinerlla aurita 脂のりは国産と比較的似ているが、北米と同じく軽い感じの脂。中心は 140gとなり魚体が扁平で見た目がニシンに近い。 |